治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.166】長年の慢性的腰痛が改善した患者様

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患者様

60代 女性

2023年12月治療 治療から約16カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L2/3,3/4,4/5)に椎間板変性症を認めます。

治療前の経過・治療について

20代の頃から慢性的に腰痛の症状が出ている。

1年前に臀部のしびれがあり、近医の整形外科を受診。投薬で様子を見て症状が落ち着いた。

慢性的な腰痛は改善していない為、当院を受診。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6000
治療から1週間後1000
治療から1か月後2000
治療から3か月後1000
治療から6か月後1000

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、傷口が少し重たい感じはするが、痛みはとても軽減している。

1か月経過時、時々動作をする際にズキンとする痛みはあるが長続きはしていない。

3か月経過時、腰の痛みは良くなっており、楽になった。

6か月経過時、起床する際に多少腰の張りを感じるが動き出すと気にならくなる。腰の調子はとても良い。

今回の患者様は、椎間板変性によって膨隆や椎間孔の狭窄による症状の可能性が高いです。

投薬・リハビリで長年様子を見ており、今回初めて腰の治療をした患者様でした。

予後も順調で、今後も症状が落ち着いている状態で生活を送れるように祈っております。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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